自衛官の主人とのなれそめ話【後編】
前回に引き続き、今回も私たち夫婦のなれそめ話をさせて頂きます。
お付き合いを始めて5ヶ月後、主人が転勤で地方に行くことになりました。
周りには転勤になることを洩らしていたそうなんですが、私は全く聞かされていませんでした。
結局人づてに聞くことになってしまい、確認したところ「振られると思って言い出せなかった」そうです。
自衛官とお付き合いをしたら「転勤が分かったらすぐ教えてくれ」って言っておきましょうね。
結婚の約束をしたのはこのタイミングです。
遠距離恋愛になるということで、今後どうするのかをハッキリさせてくれた形ですね。
遠距離恋愛中は、お盆・正月と大型連休に会うくらいで、それ以外はほとんど連絡もとれない状態でした。
平日はもちろん、週末もやることが山積みだったようで、メールも電話もラインもリアルタイムでやっている時間がなかったんです。
それなので、この期間中は手紙のやりとりをしていました。
私の方からは週末に見られるように送っておいて、主人からは週末に書かれた手紙が届きます。
遠距離で連絡もろくにとれないなんて寂しくて耐えられない!って方も多いかと思いますが、ものは考えようですよ。
自分のお金と時間を好きに使える最後の期間になるかもしれないって思ったので
友達とたくさん遊びに行き、飲みに行き、めいっぱい楽しませてもらいました。
遊び歩く以外にも、転勤先の生活に役立ちそうな食料品とか飲み物とか
あとは買い物にも行けないと思って服を選んだりしてまとめて送ったりしていましたよ。
荷物の受け取りもろくに出来ないという事だったので、大家さん宛てに送って渡してもらうんです。
そんな状態が9ヶ月ほど続き、やっと仕事の目処がたったということで今度は結婚式の準備を始めました。
結納・顔合わせはしませんでしたよ。
遠距離の間にお互いの両親への挨拶は済ませていたし、「実家同士が遠いし、結婚式の時に両家が会えるならそれでいいよっ」て事になっていたからです。
とはいっても遠距離には変わりないので、一緒に準備を進めるってことは出来ません。
そこで!新居の準備(地方)は主人がやる。結婚式の準備(都内)は私がやるという分担制にしたんです。
しかも準備期間は1ヶ月ちょっとです。
どうやっても時間が足りない!
まずネットで1ヶ月で出来る結婚式にはどんなものがあるのか、色々と情報を集めました。
もともと盛大にやるつもりはなかったので”レストランウェディング”というタイプの結婚式を見つけたときこれだ!って思い、すぐ窓口に行ってプランナーさんに相談をしました。
当日まで主人は来られないことも説明しましたが、それも理解してくれてとても助かりました。
そこからはプランナーさんと二人三脚です。
色々と提案をしてもらいながら、会場・料理・進行・装飾などを決めていきました。
その頃はまだ仕事をしていたので、エステは仕事帰りに、招待状・BGM作りは夜に
週末は司会をお願いした主人の友人と打ち合わせをし、レンタルドレス・ヘアメイクさんを探したりとやることはいっぱいありました。
けじめとして入籍は結婚式までに済ませたかったので、この期間に一度だけ主人の転勤先に行き提出しました。
結婚式当日は大きな問題もなく、親しい人だけと過ごす時間はとても楽しかったです。
ただ、あの準備期間を思い出すと結婚式なんて二度と御免です。いいことです!
もちろん、自衛官との結婚式が全部こんなタイトスケジュールではないので安心してくださいね。
ただ忙しい勤務地だと休みがなかなかとれなかったり、遠距離恋愛だと準備の全てを二人でというのは厳しい時があるので、自分ひとりでもやってやる!位の覚悟と勢いはあったほうがいいかもしれないですね。
でも裏を返せばぜーんぶ新婦さんの思い通りに結婚式を作れるってことです。
意見がぶつかって喧嘩したり、何もしない彼にイライラしたりってことも無いですよ。
結婚式の2日後にはありったけの荷物を積んで、車で都内から地方まで移動し新生活をスタートさせました。
イベントに参加してから1年半の間に駆け足で色々な事があり、人生が大きく動いた時期でしたね。
あの時はまさかこうなるとは思ってもみなかった事ですが、結婚したいって意志さえあれば、あとは動き出した物事の流れに身を任せてしまえ、という感じにどっしりと構えていられます。
こんな大きな流れを作るきっかけになったのは、気になったパーティにとにかく参加するっていう行動を起こしたことですかね。
結婚したいなって思ったら、あれこれと考えちゃう前にまずは動いてみるのもいいかもしれません。
そうすると、期待もしていなかった時に限って良い出会いがあるかもしれません。よ?
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