自衛官妻SACHIの日常

自衛官の主人とのなれそめ話【前編】


今回は私たち夫婦のなれそめ話をさせて頂きます。
何を隠そう!私たちは自衛隊プレミアムクラブのイベントで知り合った者同士です。
これからイベントに参加してみようという方も、すでにガンガン参加しているという方も
こういった出会いが実際にありますよ、という実例として参考にしてもらえればと思います。

なれそめ前編1
私が婚活パーティーに参加したのはこれが最初で最後でした。
ある年の12月に入った頃、そう、ちょうど今くらいの時期です。
年が明けたら本格的に婚活をしよう!と決めていた私は、来年開催のパーティー情報をチェックしていました。
ところが年内に開催のイベントにまだ空きがあるのを見つけたんです。
「日にち的に一緒に行ってくれそうな友達は、もういないなぁ・・・」「でも何だか気になる・・・」
一人で参加する不安と興味の葛藤を何日かした後に、結局申し込みをすることにしました。
申し込みが完了したとき、なぜか「あ、よかった」とほっとしたのを覚えています。

参加したのは年末に都内で開催されたかなり大人数でのパーティーでした。
男性、女性それぞれ50人程は参加していたと思います。
フリーな感じのパーティーで「15分ごとに合図をするので話をするお相手を変えてください」という流れでした。
当日私は一人で参加したのですが、現地で同じく一人参加の年下女性に声をかけられ一緒に行動することにしました。

このパーティーでは男性よりも女性の参加者のほうが多かったようで、 交代のアナウンスがかかるたびに必死に相手を見つけないと女性だけの無意味な15分間を過ごす羽目になってしまう状況でした。
一緒にいた彼女が控えめなタイプだったので、年上でもある私が交代がかかるたびに「次!いいですか!?」と近くの男性を捕まえるのを繰り返していました。
時には他の女性グループと友達二人で参加の男性それぞれに声をかけてしまうこともあり
「じゃあ半分こしましょう」と本人達の許可なく友達同士をはがして持っていくこともありましたよ。
強気でいかないと有意義な時間が過ごせない、弱肉強食の世界でした。

さてイベントも終盤にさしかかり、交代のタイミングで私はお手洗いの為ちょっと会場を離れました。
戻ってみると一緒にいた女性に男性が声をかけていたので「いってらっしゃい♪」と心の中で見送り、さてどうしようかと考えていました。
そんな時に真正面から「お話宜しいですか?」と声の低い男性に声をかけられました。これが主人です。

なれそめ前編2

1対1で話すことになった訳ですが、とにかく主人はよくしゃべる人でした。
私は自衛隊についての予備知識はゼロだったので「南極に行ったことがあるんですよ!」とか「こんな仕事してるんです!」って熱く語られ、 話すというより講習という感じでしたが、未知の世界の話なのでとても興味深かったですね。
その後じゃあ連絡先を・・・となったんですが「・・・あれ?私のケータイ・・・ないです」というトラブルに。
どうも席の移動を繰り返している間にどこかに置いてきたようです。
すると主人がすぐに「お手洗いを見てきて。その間に会場を探しておくから!」とケータイ探しを手伝ってくれました。
そしてトイレを見て会場に戻ると「あったよ!」と本当に見つけてくれていたんです。

話の強烈さとケータイを無くしたアクシデントもあって、この日話した人のなかで一番印象に残ったのが主人でした。
向こうも私を気に入ってくれたようで「解散後はお茶しましょう!」と誘ってもらいOKしました。
ちょうどパーティがお開きになり周りでもちらほら二次会のお誘い合いが始まっていた頃だったので
他の方からも声をかけてもらったんですが、背後で主人が威嚇していたようです。

その後数回デートをして、その年のうちにお付き合いをすることになりました。
一緒に楽しめるものが同じだったことと、とにかく主人からガツガツ口説いてくれるので「そんなに言ってくれるなら」ってのが決め手ですかね。
自衛隊と結婚するメリットもこれでもかっと言うくらい熱心にプレゼンされました。
では長くなってしまったのでここから結婚まではまた次に。

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2015-12-10 | 自衛官妻SACHIの日常

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