還付金をゲットせよ!やってみよう確定申告の医療費控除
こんにちは~SACHIです。少しずつ暖かいなと思える日が増えてきましたね。
今住んでいるところは昔から植木屋が多い街で、近所に買い物に出るとあちこちの植木屋の敷地で梅の花が咲いていました。
小さい花なので咲いても控えめですがとっても可愛らしいです。春はもうすぐですかね・・・。
さて、今回は・・・梅の花が咲いたらやろう!確定申告のはなしです。自衛官と結婚したあとにもしかしたら役に立つ時が来るかもしれないですよ。
確定申告・・・要は1年間で払うべき税金は払って、払いすぎた税金は返してもらいましょって事ですね。
公務員や会社員で働いていると確定申告じゃなくて年末調整って形でこれをやります。
とは言っても会社がやってくれるので意識することは少ないですよね。
私も派遣社員時代は12月が近くなると「生命保険に入っていたら保険会社から来るハガキだしてね」って会社から連絡が来て言われるままに提出するとなんだか分からないけど税金が返ってきて得した気分になってました。
自衛隊は公務員なので年末調整で税金のことはまるっと済んでしまいます。
が!我が家は去年いろいろと病院に掛かることが多くて出費もかさみました。
主人の手術、私の出産、娘の入院・通院などなど、思い出してみてもまぁよく病院にいたなぁ・・・
そういう時に確定申告をすると「病院に掛かったお金には税金かけないであげますね。払いすぎている税金は返してあげますよ。」という理由で税金が返ってきます!
【医療費控除】というもので、具体的には1月~12月、家族全員の病院関係の出費がトータル10万円以上です。
知っておくと節税できるので覚えておきましょう。では具体的になにをやったか紹介してきます。
【1、とにかく領収書をとっておく】
確定申告が出来るのは毎年2~3月、前の年の1~12月に払った医療費が対象になります。
なので12月までにやる事は病院や調剤薬局で貰う領収書を捨てずにとっておくことだけです。
通院するのに電車とかタクシーに乗ったらそれもとっておきます。
これはどうなのかな?って思うのもとりあえず残しておきましょう。
【2、仕分けをする】
年が明けたら暇をみて準備をしてきます。
去年ひたすらとっておいた領収書を、人別かつ病院別に仕分けしていきます。
我が家の場合だと、主人がかかった○○病院とか、私がかかった△△歯科医院・・・ってかんじです。
仕分けができたら電卓をたたいて合計額を出しておきます。今思うとここまでやったら重要な部分は八割方終わりです。
ここで「これはどうなんだろう?」っていう領収書を申告してもいいのかダメなのか調べていきます。
今回あったものだと、通院のための電車やバス・タクシー代はアリ。
でもマイカーで行ったときの駐車場代はダメ。
高額だったので痛いところだと、娘の予防接種はダメでした。病気にかかったので治しました、じゃないといけないようです。
【3、書類を作る】
ちょうど今くらいの時期になると国税庁のHPから申告書を作るページが出てきます。
ちょっと面倒だけど誘導されるままに必要な入力をしていくだけで大丈夫でした。
源泉徴収票が必要になります。年末に自衛隊から渡されているはずなのでご主人に「源泉くれい」って言いましょう。
【こんなときどうする?】
主人は去年、日帰りの手術を受けました。医療保険に入っていたので申請したところ給付金がおりました。
こんなときは、かかった医療費と保険金の両方を入力することになります。
保険の給付金でまかなえた医療費はもちろん控除の対象にはなりません。
が!
例えば治療にかかったのは5万円で保険からは10万円の給付金がおりたとします。
そんなとき、給付金は10万円・・・じゃなくて、5万円=治療にかかった分だけ申告すればOKなんです。
給付金には「その給付の目的となった医療費の金額を限度として差し引きする」というきまりがあるそうで、我が家の場合だと主人の手術のためにおりた給付金から私や娘の病院代まで引く必要はないですよっていう事なんです。
ありがたや~ありがたや~~~
【4、書類を提出する】
いろいろと入力が出来たら書類をプリントアウトするか、必要な機材があるならe-TAXでウェブ上から申告すればOKです。
領収書も全部出す必要があるので、A4のコピー用紙に領収書をペタペタと糊付けする作業をこれからやらないといけません。
今回家族3人分の医療費を入力してみたら払った額の10%くらいが返ってくるようです。
「え~?たった10%?だったら色々と面倒くさそうだし申告しなくてもいいかぁ」って思ったら大間違い!
医療費控除はもう少し先にやってくる住民税にも影響してきますよ。
書類に不備がなければこれで終了です。
税務署に出す書類だと思うとドキドキ緊張しますが、源泉に目を通したりちょっとでも税金のことを調べるのはとても良い勉強になりました。
自衛官は職業柄怪我する事もあるし、そうでなくても風邪とか虫歯とかちょっとした治療費が積もり積もってという事もあると思います。
しっかり申告して、還付金があればフフフ・・・♪です。