自衛官と結婚したあとの働き方のはなし
先日、母親学級に参加したとき同じテーブルの方と話をする機会があったんですが、4人いたうちの私以外の3人はお勤めをしていました。
共働き世帯がどんどん増えていることは知っていましたが、まさか皆とは!?って驚いたエピソードだったんですが・・・。
結婚したあとも今の仕事を続けたい!または結婚後は家庭優先にしたいけど、空いている時間は働きに出たいって考える女性は多いかと思います。
そこで今回は自衛官と結婚したあとの働き方について考えてみたいと思います。
まず大前提として、結婚後に働くも家庭に入るも個人の自由です。
当然っちゃ当然の事ですが、自衛官と結婚したから女性はこうしなさいって決まりは一切ありませんよ。
なので夫婦でよく話し合った上で、働くか・働くならどういう働き方にするのか・専業主婦になるのか決めたらいいです。
ただし、なにせ自衛官には転勤がつきものです。
ここが女性の働き方や結婚後のライフプランに大きく影響してくるところですね。
働き方としては大きく分けて
1、正社員
2、非正規雇用
3、専業主婦
が挙げられると思います。それぞれについて簡単な家庭シュミレーションをしてみました。
《正社員で働く場合》
結婚後もそれまでの職場で働きたいって考えている女性には取捨選択が必要になってくるかと思います。
旦那様に転勤の話が来た時、自分も転勤させてもらえるような職場なのかどうか?自分の転勤希望は叶いやすいか?
自分も転勤が出来なければ旦那さんは単身赴任になるし、ついて行くなら仕事は辞めることになります。
単身赴任の場合、距離にもよりますがだいたい夏休み・お正月や大型連休のときに会えますよ。
別々に住むなら、共働きの収入を活かして自分の実家の側に家を建ててしっかり働き、おじいちゃんおばあちゃんの力を借りながら子育てというのもアリかもしれませんね。
《非正規雇用で働く場合》
ここでは派遣・契約・パート・アルバイトで働くことの意味で考えたいと思います。
ある程度の収入もありつつ、働く楽しみもありつつ、でも仕事に縛られることもなく、転勤にも対応できる一番バランスの良い働き方だと思います。
長く働いて欲しいっていう職場が多いと思うのでそう出来ないことがネックになることも考えられますが(我が家では2~3年の間隔で転勤がやってきます)
短期・中期で雇ってくれる仕事を選ぶか、あらかじめ事情を説明してその上でOKと言ってくれる職場を選べばいいかと思います。
転勤先での友達作りにもなるし、子供が幼稚園・保育園に通い出したら空き時間の活用にもなりますよね。
さて話はちょっと変わりますが、自衛官の扶養内での働き方についてちょっと触れたいと思います。
派遣や契約社員で働く場合は仕事が決まった時点で社会保険に加入する必要があるはずなのでここでは置いときますが
パート・アルバイトで旦那様の扶養に入ったままで働く場合、年収103万円を超えると所得税を払う必要が出てきます。
また年収130万円以上で自分で社会保険に入る必要が出てきます。
130万円を超えたら扶養から外れるってことです。
「一億総活躍社会」の政策でこの先このあたりは変わってくるかもしれませんが、今のところそうなっています。
ガンガン働いたら扶養から外れなきゃいけなくなっちゃった・・・!のうっかりに気をつけて下さいね。
また、自衛官自身は副業NGです。
例えば、自分のパート先のスーパーで1日だけクリスマスケーキ販売の募集があったとして
「1日だけ一緒にやろーよー」って旦那さんを誘って採用されてお給料をもらってしまったらアウト!です。
自分の仕事に旦那さんを引き込まないようにしましょう。
《専業主婦になる場合》
専業主婦にはなりたいけど、旦那さんのお給料だけでやってけるの?ってのが心配なところだと思います。
主婦をやっている私の意見としては、自衛隊の場合”贅沢さえしなければ”奥さんが働かなくてもやっていけます。
私が言う贅沢とは、毎日友達とランチをしたり、月に1個のペースで高級ブランドバッグや靴を買ったり、 高級マンションに住んだり、子供をいくつもいくつも習い事に通わせたり・・・ってことです。
収入に見合ったマンションなりアパートに住んで、スーパーで堅実にお買い物をして・・・って生活をしていれば少なくとも日々の生活に事欠くことはありませんよ。
転勤になったときでも柔軟に対応できるし、荷造りを自分で全部やればその分引越し業者に払う手間賃が少なくて済みます。
自衛官と結婚したあとの働き方について少しはイメージしてもらえたでしょうか?
自分の理想はあっても、結婚後の生活は旦那様あってのことです。
ぜひお付き合いをしている段階で「結婚したら私に働いてほしい?家庭に入って欲しい?」って”たられば”的な話題で軽ーく切り出してみてください。
ちょこちょこと間隔のすり合わせをしておくと、いざという時「あなたならきっとこう言ってくれると思ったのに!」って喧嘩にならないと思いますよ。
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