自衛隊の賞与事情と年末年始の過ごし方あれこれ
こんにちは。SACHIです！
今年も残すところあとわずか・・・。「早いなー！本当に１年も経ったのかな！？」とこの頃になるといつも思うんですが、１月からの出来事を丁寧に思い返してみるとけっこう色々とあって、確かに１年を過ごしてきたんだなとしみじみと感じさせられています。
さて、１２月はクリスマスに大晦日とイベントの多い月。年末の休暇を前に主人のまわりもソワソワしているそうです。
そんな休み前の気分をさらに盛り上げる１２月の嬉しいイベント・・・それはボーナス！ちゃんと言うと賞与！
今回は賞与と年末年始の過ごし方の話をしたいと思います。
２０１６年冬の国家公務員の賞与の平均額は７０万４８００円でした。
ちなみに総理大臣はおよそ４２２万円だったそうですね。
余談ですが、公務員で一番もらっている人はもちろん安部首相かと思いきや、最高裁の長官が一番高いんだそうですね。
うーん、意外です。
さて、国家公務員の賞与は１２月１０日に支給と決まっています。給与と同じように口座振込みです。
１２月の始めになると給与明細と同じやたら細長くて薄っぺらい紙の賞与明細を持って帰ってくるので、それを見て「ほぅ・・・今年はこうなのか」と額を知る事になる訳です。
今年は・・・というところがミソで、実は賞与には査定があって、同じ階級で貰っても額が前後します。
「ん？査定って？」会社員時代にボーナスなんてもらってなかった私にはピンとこなかったんですが、要はちゃんと仕事してたかを上司が見てＡＢＣなどのランクを隊員につけるんですね。
これが賞与の額を前後するけっこう大きな要素になっているんです。
分かりやすく例えると自衛官の通知表みたいなもんでしょうか。
先生が生徒ひとりひとりに対して、国語の成績は？体育は？休まず学校に来ましたか～？積極的に掃除や学級活動に参加しましたか～？を評価していくのと似ています。
だから「今学期はよくがんばった！先生もちゃんと見てくれて妥当な評価をしてくれたな。うんうん。」と思えるときもあれば「おいおい！あんなにがんばったのに先生何見てたんだよ！？」と自己評価と査定にズレを感じることも。
通知表あるあるがそっくり当てはまるわけですが・・・。
もちろん査定が全てではなくて、ベースには階級とか勤続年数といったものがあるので、階級が上がったり務め続ければ自然と額は上がっていきます。
さぁ、懐（ふところ）ほっくほくで自衛官達は年末年始をどう過ごしているのか？
家族がいる人はほとんど家に帰省しているようです。単身赴任で普段は別々に暮らしている人は少なくないですからね。
貴重な長期の休みは家族のところに戻って一緒に外食でちょっと良い物食べたり、子供たちにクリスマスプレゼントを買ってあげたりしながら新しい年を迎えたいって思うのは自然な事だと思います。
旅行に出掛ける事も出来ますよ。ただし前もって職場へ○日～×日までどこへっていう届出は必要です。
ここで気につけたいのは海外旅行です。
正月は大奮発して家族みんなで海外に行っちゃおう！ってときはかなり前もって申請をする必要が出てきます。
というのも、こういう場面で自衛官って自衛官ではない私達（民間人と呼ばれます）とは明確に区別されているんです。
こちらはただ観光にきているだけでも、相手国からしてみたら「むっ？あなた何しに来たのよ」ってなるわけで。
日本人にとっては自衛隊でも、海外の人からしてみたら「ジエイタイ？なにそれ。ジャパンのアーミーなんでしょ？」って認識されても仕方ないとも言えます。
そもそも渡航許可すら下りない可能性もあります。
万が一にでも旅行先でテロがあったりして出国できなくなったり、日本で災害が起きたのに海外だからすぐに帰って来られないというのは大変な事態ですからね。
ちょっとだけだし、行き先は治安が良いから大丈夫でしょ♪って申請しないのはだめ絶対！
旅行なら国内が安心です。我が家も新婚旅行を含め旅行はもっぱら国内ですよ。
独身の人も同じです。ひとりぶらり旅でも基本的には国内に留まること。
ルールさえ守れば両親のところへ帰るもよし、彼女と過ごすもよしです。
主人の知り合いのある人は青春１８切符を利用してあちこちの友達や知り合いを訪ね歩いたりをしてますよ。
主人の実家もそのルートに入っているので、帰るとその彼も遊びに来て、家族じゃないのに必ず年の瀬には同じ鍋をつつくっていう妙だけど毎年恒例になっているからまぁいいか的な状態になります。
普段は不規則で帰ってこない日もざらにある代わりに盆と正月はきっちり休みをくれるのは自衛隊のいいところです。
ゆったりたっぷりのんびりと過ごしましょう。
そして今年１年、私の記事を読んで下さりありがとうございました。
どうぞよいお年をお迎えください！
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