宴会多すぎ！自衛官の飲み会のはなし
こんにちは。SACHIです。
自衛隊の夏休みは７月頃から順番に取っているんですよーって話は去年の今頃にしたかと思いますが、今年は主人の周りでその時期に人事異動があったんです。
人の異動につきものなのが「送別会」や「歓迎会」ですよね。
今回はそんな飲み会についてのはなしをしたいと思います。
今年も暑い暑い夏休みになりましたが、みなさんエンジョイされましたでしょうか？
我が家もすでに夏休みを頂いて、娘を私の祖父母、娘から見れば曽祖父母に会わせてきました！夏休みの超ロング渋滞にもしっかり巻き込まれて、かなり日本人らしいお盆を過ごしましたよ。
さてさて、世間が夏休みムードになる７月頃に主人の職場では人事異動がありました。
最近は歓送迎会なんてやらないって会社も多いのかもしれませんが、そこは・・・ね、やっぱり自衛隊ですよ。
皆さんが想像する通りの大人数集めての派手な「会」をきっちりやっちゃうんですね。
「今週の金曜日は飲み会があるから」と言われてまず気になるのが帰ってくるのかどうか。
で、その次に気になるのはやっぱり会費。お金の事なんです。
いい大人の飲み会なので３０００円という訳にはいかないようで、５０００円とか７０００円！？って言われると「あぁ・・・それだけあったらどれだけの食料品が買えるのか」って計算をしてしまう自分がいます。
それでも「行くな」とは言いません。なぜか！
それは飲み会には人と情報がわんさか集まるからです。
「田中さん、この前仕事のことで鈴木課長とやりあったらしいよ」とか「佐藤さん次の人事異動でどこ支店に行くらしいよ」みたいな噂話、誰でも一度くらいしたことがあると思います。
私は会社勤めをしていた頃、トイレや廊下で人に会えばそんな立ち話ばっかりしていた気がします。
でもこれって私に限った事でも女性に限った事でもなくて、自衛官の男性も意外とそんな話に敏感なんですよ。
特に異動に関する事は大事で、自分の次の転勤先候補が聞ければラッキーだし、そうじゃなくて他の人の事でも絞込みにつながるので私にとっても大事なんです。
例えば、主人の次の勤務先の候補が３つあるとして、最近その中の一箇所に他の誰かが異動になれば２～３年は動かない訳ですから候補地が２つに絞られるって訳です。
これも以前ちらっと書いたかと思いますが、正式な異動の発表ってぎりぎりにならないとされないので、部屋探しとか引越し準備とかを発表を待ってからやるのでは間に合わないんですよね。
ある程度確実な情報を元に、でもこうなりそうだという予測で家族は動いていくわけなんです。
飲み会の席だとあくまでも噂レベルだったりするので一喜一憂してはいけませんが、心の準備をするのにはちょっとした情報でも助かります。
たくさんの人と一度に知り会える機会になるというのも大事なことです。
自衛隊の仕事といっても詰まる所は人と人がやるわけなので、主人が色々な人に自分自身の人となりを知ってもらうこと、私たち家族の存在を知ってもらうことはとても大切なんです。
誰だって、初対面の人よりは一度でも話した事がある人と仕事するほうが気が楽だし、さらにその人の家族構成とかも知っているほうがなんだかやりやすいですよね。
飲み会の席ってパーソナルな話をするのにぴったりの場だと思うんです。
また自衛隊は家族へのフォローが手厚いので、私たちの話を職場の人にしておいてもらうほうが緊急の時に助かります。
私も、風邪で寝込んだ時には主人を早く帰してくれたり、家族サービスで旅行のために休みをとったときには一切連絡をしないでくれたりと気を遣ってもらったことがあります。
歓送迎会って時期がくると毎週とか連日になることもあるので、自衛官と付き合う・結婚すると「またぁ！？」ってなると思います。
でも考えようによってはこんな理由でちゃんと仕事や家庭に還元されているんですよね。
それ以上に、日々仕事をしていれば勝手に溜まっていくストレスのはけ口にもなっているので、「明日飲み会だよ」って言われたら「楽しんできて」と送り出しましょう。
そして帰ってきて、こんな美味しいもの食べた・美味しいお酒を飲んだって言われてうらやましくなったら「自分だけ！」って怒らないで「私も食べたい」って同じ金額の高級イタリアンにでも連れて行ってもらいましょうね！
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