婚活アドバイザーERIKA

自衛官妻の義務その2〜鉄壁のお嫁様〜


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こんにちは!
スタッフのERIKAです。

前回のブログでは
自衛官妻にとって『家族を守る』為に一番重要であると私個人が考えている『秘密を守る義務』についてお話をさせて頂きました。

今回はその秘密を守る義務の延長線上に浮かび上がる、
もう一つの重要事項についてのお話です。

これは私が自衛官妻として自衛官である旦那様と一つ屋根の下に暮らす前に是非確認して欲しい事柄です。
自分は大丈夫!と思っていても念の為に確認して欲しいです。
それは・・・
『自分のパソコンでファイル共有ソフトを使用していないか。』という事です。

結論を先に言ってしまうと、
『Winnyを使ってはいけない。』です。

男女問わずパソコンが不得手な人もいます。
苦手な人の為に簡単に説明をします。

ファイル共有ソフトにはいくつかの種類があります。
『Winny』もその中の一つです。
基本的にインターネットを介して同格のパソコンを持った不特定多数の人間が自由に気軽に情報を交換できるものです。

このファイル共有ソフトの大きな特徴は効率的にファイルの共有を行う為に『P2P(Peer to Peer)通信』を利用する事です。
P2P通信とはパソコン同士がインターネット上で直接接続をする事です。
Winnyをダウンロードしアカウントを取得する事で使用可能となります。
Winnyのネットワークに参加している人のパソコンの情報を閲覧したりダウンロードが出来ます。
とても便利なソフトなので使った事がある人、現在使っている人もいるかもしれません。

『他人が所有しているファイルを共有出来る』ってどんな事だろう?
行った事の無い場所の風景写真や、まだ聞いた事の無い音楽をみんなで仲良く共有出来るって素敵な話に聞こえますよね?
自分の持っている素敵なものを人に分けてあげたいって気持ちもあると思います。
ですが、このファイル共有ソフトには自衛官にとって便利さ以上の大きなリスクが潜みます。

Winnyはどのようにして情報交換をするのでしょうか?
他者が自分の情報をダウンロードする際にいくつものパソコンを経由します。
他者の情報を自身が取得する際にもいくつものパソコンを経由してダウンロードを行います。
ですが自分の情報を誰がダウンロードしたのか
どのような経由でダウンロードをしたのかはわかりません。

同時にWinnyを使用しているとAntinnyというウイルスにウィニーネットワークを介して感染してしまう可能性があります。
「ウィルス対策をしているから大丈夫!」と安心する事も危険です。
新しいウィルスがいつ襲って来るともわかりません。

Antinnyというウィルスに感染すると、
Winnyに掲載た情報以外の『自分のパソコンの中身全てが第三者手に渡る』可能性を考慮した方が良いです。

彼女や奥さんが個人的に楽しむ為に使用するのなら良いではないか?
そう思われるかもしれません。
ですが自衛隊は『Winny等のファイル共有ソフトを使用しない。』という指導をしています。

自衛官が業務上使用する情報を自宅に持ち帰る事は決してありません。
さはさりながら
花火師の工房にマッチを置いたままにする事は無いでしょう。
自衛官と生活する家の中にWinnyがダウンロードされたパソコン等の端末が無い事は
延いては自衛官とその家族の安全な日常を守る事に繋がります。

是非結婚する前に『自分のパソコンにWinny等のファイル共有ソフトの有無』を確認して頂きたいと思います。
そして、ウィルス対策ソフトは常に最新の状態にしておいて下さい。

家族を守るのは家族全員の務めです。
どんな事からも家族を守る『鉄壁のお嫁様』になって頂けたらと思います。
皆様の健全で安全な毎日を心から願っています。

♥︎ 自衛隊プレミアムクラブ ♥︎
〜自衛官・防衛大生との真面目な出会い〜


2015-03-08 | 婚活アドバイザーERIKA

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