婚活アドバイザーERIKA

自衛官妻の義務〜二人の秘密〜


社外メール

こんにちは!ERIKAです。

今日は自衛官の彼と付き合う事になったら
きっと一番初めに教わるであろう
『ソーシャルメディア利用の注意点』
についてお話をしたいと思います。

自衛官には以下の『6つの義務』があります。

・指定場所に居住する義務
・職務遂行の義務
・上官の職務上の命令に服従する義務
・品位を保つ義務
・秘密を守る義務
・職務に専念する義務

自衛官になる為の教育期間に耳にタコが出来てしまうくらい徹底して学びます。
その中で『実生活において自衛官妻(彼女)にも関わって来る項目』が『秘密を守る義務』です。

この秘密を守る義務がどうゆうものなのかを大まかにお話しすると、
「隊員は、艦艇・航空機などの行動予定、出張や目的、艦艇・航空機の性能など
「職務上知り得た情報をたとえ家族に対しても漏らしてはならない。」というものです。

ですが、交際したり結婚をすると、
隊員が話さなくても「知ってしまう」「わかってしまう」ことがあります。
例え知ってしまっても、わかってしまっても誰にも言う事が無ければ何も問題はありません。

ここでどのように自衛官妻や彼女に関わって来るのか?
それは『ソーシャルメディアへの書き込み』です。

ソーシャルメディアとは一般的にmixiやtwitter、Facebookような投稿サイトの印象が多くあると思います。
ですがそれのみにならず、
mixi・twitter・Facebook等のSNS、動画投稿サイト、掲示板、オークション、ショッピングサイト、
コミュニティーゲーム、結婚情報サイト、チャット等・・・
写真、動画、音声、イラストを含む情報の発信を含みます。

これらと自衛官妻との関わりで気をつけなくてはならない事があります。
それは『自衛官から知り得た自衛隊に関わる情報を自衛官妻が漏洩してしまう。』
という事です。

大好きな彼が自衛隊で頑張っている。
私はそれを誇りに思っている。
そんな自衛隊を愛する心が大きいが故に、
『私の夫(彼)は自衛官です!』といったタイトルで、
・私はみんなが知らないこんな事を知っている。
・私はみんなができないこんな特別な体験をした。
・自衛官の彼はこんな仕事をしている。
・自衛官の彼は仕事でいつからいつまで◯◯に行く。
こういった事柄を書いてしまうとどんな事が起こるのか・・・

『隊員の家族が悪意のある第三者からの情報収集の対象になる可能性がある。』
ということ。
たった一人では何も意味をなさないかもしれません。
ですが、それが100人いたら?1,000人いたら?
国を守る上で必要な情報『部隊単位の行動』が公になってしまう可能性があります。

それらは大好きな彼の、誇りあるお仕事を危険に晒してしまう可能性があるのです。
信じられないかもしれませんが、
『想定出来る事柄に対して予防措置を取る』
こうゆう考え方をするのが自衛隊であり、
延いては日本の防衛に繋がるのです。

隊員から知り得た自衛隊に関する情報を、
匿名でもソーシャルメディアに掲載しない。
これが自衛官妻にとって一番大切な『自衛官妻の義務』だと私は思います。

自衛隊をもっと好きになって欲しい、
自分が知っている事を教えてあげたい気持ちもわかりますが、
自衛隊には素晴らしい『広報官』が大勢います。
一般公開等、公に開催されるイベントや情報以外の自衛隊の活動は
この広報官が素晴らしい写真や動画とともに届けてくれます。

もし自衛隊の活躍を公表したいのであれば
『自衛隊が民間に公開しているイベント』の掲載を推奨します。
一般公開や体験航海、航空祭、さくら祭や納涼祭や音楽祭等、
一年間を通じて沢山のイベントが行われます。
こういった「一般に公開されているイベント」の楽しさを是非伝えていただけたらなと思います。

ソーシャルメディアは個人の楽しみです。
自衛隊に関わり合いの無い事柄で楽しむのはもちろん自由です。
プライベートや友人との繋がり、写真や音楽などを楽しんで欲しいし、
私も楽しんでいます。

自衛官一人一人にはその自衛官を育ててくれた恩師、
共に苦難を乗り越えて来た仲間、
自衛官という職業を理解して支えてくれたその自衛官の家族がいます。
妻(彼女)もその一員になります。

みんな誰かの大事な人です。
大事な日常と大切な家族を守りつつける為にも、
どうか心からお願いします。
そして退官するその日迄どうか素敵な自衛官妻でいて下さい。

♥︎ 自衛隊プレミアムクラブ ♥︎
〜自衛官・防衛大生との真面目な出会い〜


2015-02-01 | 婚活アドバイザーERIKA

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